てんねんまるや

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中国テック企業創業者は自社株売ってるのブームなん?

7月上旬に、格安Eコマースプラットフォームのピンドゥオドゥオは、同社代表のコリン・ファンが、米ナスダック市場に上場する同社の株式を移転させ、持ち分を44.3 %から29.4%に減らしたと発表した。
 
テンセント創業者のポニー・マーも、今年に入り8億1500万ドル相当の同社株を売却している。フォーブスは中国1位の富豪であるマーの保有試算を現在618億ドルと試算している。
 
香港中文大学教授のJoseph Fanは「彼らが運営する企業はさらなる成長ポテンシャルを秘めている。しかし、創業者による持ち分の売却は、彼らが現状の株価を過大評価とみなしている可能性を示している」という
 


投資家は中国のテクノロジーセクターを過大評価しているのかもしれないが、中国の主要なテック企業には、今後のさらなる成長可能性があると、Blue LotusのYangは指摘した。テンセントは、海外でのゲーム事業を拡大させ、パンデミック後に自宅にこもりがちになった消費者たちから収益をあげるだろう。

一方でアリババは今後も中国でのEコマースの覇権を維持する見通しだ。ピンドゥオドゥオのような新興勢力が台頭しても、アリババは高いクオリティの品揃えで競合を圧倒している。アリババは特に、アパレルや化粧品分野で他社の追随を許さない